最初のメガネ

最初のメガネ

「レンズ」そのものは古くからあり、アッシリアの古代都市(前700頃)の遺跡からは、太陽熱をとるのに使われたレンズが発見されています。それを“メガネへの応用”的な見地から記述したのは、1286年、イギリスの哲学者ロジヤー・ベーコンでした。

 「・・・水晶、ガラス、または何か透明なもので透かして見ると、それが眼に対して凸状のものであれば、文字はずっとよく見えるし、大きくも見える・・・」。

 その後20年もたたないうちに「メガネ」が発明されました。最初のメガネは、取っ手のついた枠にはめられた単玉レンズだったようです。