裸眼視力と矯正視力

 眼鏡も何も掛けないときの視力を「裸眼視力」といい、眼鏡レンズもしくはコンタクトレンズによって光学的に屈折異常を矯正し、その結果得る事のできた最良の視力を「矯正視力」と言います。
  日本人では裸眼視力が1.2~1.5を健常視力(良く見える)と言われています。裸眼視力が低下し健常視力以下の場合、病的な原因によるものであれば識別しなければなりませんし、いろいろなレンズを装用させて、正視眼と同等な屈折になってくれる度数を探すことを光学的矯正といい、私たちは日頃、検眼と呼んでいます。

運転免許に必要な視力

※上記の数値はすべて矯正視力を含めたものです。

普通免許

片眼でそれぞれ0.3以上、両眼で0.7以上。

※ 片眼0.3以下の場合は、他眼の視力が0.7以上で、視野が左右150°以上あること。

原付小型特殊

両眼で0.5以上。

※ 片眼が見えない場合は、他眼の視野が左右150°以上あること。

大型第二種

片眼でそれぞれ0.5以上、両眼で0.8以上であること。

深視力(立体感)検査の平均誤差が2cm以内であること。

小型船舶

両眼とも0.6以上であること。

※ 片眼0.6以下の場合は、他眼の視力が0.6以上で、視野が左右150°以上あること。