プラスチックレンズ①
2021年9月13日
最終更新日時 :
2021年9月13日
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プラスチックレンズの知識①
メガネレンズは、いまや需要の95%以上をプラスチックレンズが占めていますが、誤解や間違った使用方法によるトラブルは意外と多いものです。トラブルの症状やその原因をご理解いただき、大切なメガネを快適にお使いください。
◆プラスチックレンズの特徴
プラスチックメガネレンズは、3層構造からなっています。中心の「プラスチック基材」の外側には、硬さやコート膜との密着性を高める樹脂の「ハード層」さらにその外側にキズや反射を防ぐ金属薄膜の「反射防止コート膜」があります。

◆プラスチックレンズとガラスレンズの違い
- 基材の比重が軽いため、同じ度数の場合、ガラスレンズのおよそ半分の軽さになります。
- 染色が可能なため、お好みのカラーをつけることができます。
- ガラスよりも紫外線カット性能が高く、有害な紫外線をほとんどカットできます。
- ガラスよりも基材が柔らかいため、キズがつきやすい。
- ガラスよりも熱膨張が大きいため、急激な温度上昇でコート膜にひび割れが生じることもあります。
従来の近用専用レンズよりも手元から80cmくらいまでピントが合うのでデスクワークなどの近用作業には大変使いやすく快適です。

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